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精液に血が混じる

精液に血液が混入した状態の総称を血精液症といいます。20~60歳代の成人男性にみられ、特に20~30歳代に多い病気です。
前立腺あるいは精嚢からの出血によることが多く、出血が射精の最初の部分に主にみられるか、最後の部分にみられるかで、どこからの出血かが予想できるとい われます。前立腺由来の出血であれば射精の最初の部分に、精嚢由来であれば最後の部分に血液が混じるといわれますが、実際にそこまで詳しく観察される患者 さんは少ないようです。
原因としては、普通前立腺や精嚢の炎症によることが多く、そのほか結石、結核、腫瘍などが考えられます。血尿も認めるときは尿路の疾患も考慮する必要があ ります。くわしい検査をしても原因がはっきりしないものを突発性血精液症といい、アレルギーとの関連などが考えられています。一般に良性なものが多いので すが、癌のこともあるのでしっかり検査を受けることが大切です。
治療は、原因がはっきりしたものはその原因をとりのぞきます。例えば、炎症であれば抗菌剤や消炎剤の投与を行い、癌であればその治療を行います。アレル ギーが考えられるときは抗アレルギー剤の投与をします。その他止血剤や女性ホルモンの投与をすることもありますが、数週間で自然になおることも少なくない ようです。
精液中に血液が混じっていても、精子に影響を及ぼすことは考えられず、それにより子供ができにくくなるということはありません。

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